2016年の8月から、
DAZNが日本で正式に開始され、
それまでの、サッカー視聴が大きく変わりました。
インターネットを使いテレビで、
サッカー放送を視聴できるのはもちろん…。
スマホやタブレットなどを使い、
外出先や旅行先でも見れるという時代に…。
さらには、例えば、
Jリーグでスタジアムに行った際でも、
リアルタイムで試合を見ながら、
スマホやタブレットなどで視聴ができる時代になりました。
また、同時に、それまで、ほぼスカパーが独占していた、
サッカーのテレビ放送を、
DAZNなどでも放送しているので、
自分が見たいサッカー放送を、
どこと契約すれば見れるのか分かりにくくなってしまいました。
そこで今回は、
サッカーのテレビ放送のまとめ
をし、DAZNやスカパーで、
放送されているリーグをまとめたいと思います。
- プレミアリーグ(イングランド)
- リーガ(スペイン)
- ブンデスリーガ(ドイツ)
- セリエA(イタリア)
- リーグアン(フランス)
といった欧州5大リーグや、
日本人選手が所属しているリーグの放送。
さらには、どこが優先放送権を持っているかなど、
これを見ればサッカーのテレビ放送に迷わず、
どこと契約すればいいかが分かるよう、まとめていきます。
2021-22シーズンのサッカー放送を、
テレビで見たい場合は参考にしてみてください。
サッカーのテレビ視聴方法
まずは、サッカーのテレビ視聴方法です。
現在のサッカーのテレビ放送は、
- 従来の「BSCSアンテナ」を使ったサッカー視聴
- 「インターネット」を使ったサッカー視聴
の2通りの方法があります。
それぞれメリット・デメリットがあるので解説していきます。
スカパーやWOWOW
スカパーやWOWOWは、
「従来のBSCSアンテナ」を使った、サッカー視聴です。
テレビと、BS・CSアンテナがあれば、
サッカーのテレビ放送が視聴できます。
BSやCSのアンテナは「自分で」、
思った以上に簡単に設置できるので、
設置する場合、以下の記事を参考にしてみてください。
スカパーやWOWOWのメリットは、
- レコーダーに録画できる(解約後も視聴が可能)
- 音質画質など最高レベル
- 遅延などが少なく安定している
- インターネット環境が必要ない
- 一応、ネットを使ったオンデマンド放送がある
といったことです。
少し、補足しておくと、
スカパーのオンデマンド放送はありますが、
イマイチ使いづらく、安定もしないので、
それ以外のメリットを考えることにします。
BS・CSアンテナを使った、従来のサッカー視聴は、
レコーダーに録画でき、
「音質画質最高」で、遅延もなく安定し、
インターネット環境がなくて済むのがメリットです。
ネット環境によっては契約によって、
例えば、「月7ギガ」までという、
制限などがある方もいると思います。
そのような、ネットのパケット制限を、
「従来のBSCSアンテナ」を使った、サッカー視聴であれば、
まったく気にする必要がありません。
逆に、デメリットは、
- 価格がDAZNなどに比べると高め
- アンテナが必要になる
- 台風などの悪天候時は視聴できない可能性がある
ということです。
価格については、例えば、スカパーだと、
スカパーサッカーセットなどのパック料金があり、
月額2,909円(税込)かかります。
ですが、例えばDAZNであれば、
様々な海外サッカーのリーグ、
他にも、Jリーグや他のスポーツを見放題で、「月額1,925円(税込)」です。
価格やアンテナが必要かどうかが、大きな違いになります。
DAZN
インターネットを使ったサッカー視聴が「DAZN」です。
DAZNで、サッカーの放送を、
テレビで視聴するには、「Fire TV Stick」が便利です。
DAZNのメリットとして、
- とにかく安い
- ネット配信なので場所を選ばず視聴が可能
- 多くのリーグの視聴ができる
- テレビだけでなく、スマホ・タブレットなど視聴方法が多彩
- アンテナ不要
- 見逃し配信があるので録画がいらない
というのがあります。
特に、スカパーと比べ、安い価格で、
各国のリーグが視聴できるのは、すごすぎます。
また、場所を選ばずに、
手持ちのスマホ・タブレット・ノートパソコンなどで、
視聴できるのは便利です。
旅先の移動時間などの暇な時間を使い、
サッカーの視聴ができたりするし、
Jリーグであれば、スタジアムで観戦しながら、
スマホでテレビ画面を見ることもできます。
逆にデメリットは、
- 録画ができない(見逃し配信はある)
- ネット環境が必要
- 動画が安定しないことがある
- タイムラグがある
- 画質が若干劣る
ということです。
僕は、サッカーの放送は、
「ライブ感が大事」だと思うので、
最悪、「見逃し配信」があるのでDAZNで対応ができます。
ですが、中には、
「録画して一生残したい試合として取っておきたい…」。
という方も、いるかと思います。
そのような方にとって、録画ができないのはデメリットですね。
また、動画で大きな容量を使うので、
フレッツ光やauひかりなどの、
いくら使っても、「制限のないネット環境は必須」です。
あと、画質はスカパーに比べたら、若干ですが、劣ってしまいます。
タイムラグについては、
インターネットの性質上、テレビには勝てないので、
SNSなどを利用している場合、
先が分かってしまうという、デメリットがあります。
契約先で視聴できる各国リーグ
サッカーのテレビ視聴方法で、
- 従来の「BSCSアンテナ」を使ったサッカー視聴
- 「インターネット」を使ったサッカー視聴
のそれぞれのメリット・デメリットを見て、
「どちらがいいか?」などを検討されたかもしれません。
ですが、「大事なのはここから」です。
なぜなら、例えば、BSやCSのアンテナを使った、
サッカーのテレビ放送がいい!と思っても、
自分が視聴したい放送が見れなければ、意味がないからです。
そこで、ここからは、
- プレミアリーグ(イングランド)
- リーガエスパニョーラ(スペイン)
- ブンデスリーガ(ドイツ)
- セリエA(イタリア)
- リーグアン(フランス)
といった欧州5大リーグや、
日本人選手が所属しているリーグの放送を中心に、
どこと契約すれば放送されているのかをまとめていきます。
また、もう1つ、大事なこととして、
サッカーのテレビ放送には、
- 独占放送
- サブライセンス
というものがあります。
例えば、僕はドイツのサッカーチーム、
ドルトムントのファンで、
毎週末、行われる試合を楽しみにしています。
その、ドルトムントが所属している、
ブンデスリーガは2016-17シーズン、
- 「独占放送」→DAZN
- 「サブライセンス」→スカパー
という状況でした。
主に、スカパーでドルトムントの試合を、
毎週末、楽しみにしていたのですが、
注目の試合や、日本人対決になると、
放送自体がされず、見れないということがありました。
よりによって、
大事な試合が放送されなかったりしたので、
もし、応援しているチームや、
絶対に見たいチームがある場合、
これから説明する「サブライセンス」での放送ではなく、
「独占放送」をしているサービスと契約すべきです。
応援している「特定のチーム」がある場合は、
「独占放送の契約をする」のをおすすめします。
それでは、ここから2021-22シーズンの、
サッカーのテレビ放送をまとめます。
結論を先に言うと、以下の図に集約されます。
それぞれ詳しく解説していきます。
ブンデスリーガの放送
ドイツ・ブンデスリーガの日本人所属チームは、1部が、
- 浅野拓磨(ボーフム)
- 長谷部誠(フランクフルト)
- 鎌田大地(フランクフルト)
- 遠藤航(シュトゥットガルト)
- 遠藤渓太(ウニオン・ベルリン)
- 奥川雅也(ビーレフェルト)
- 原口元気(ウニオン・ベルリン)
続いて、2部所属が、
- 田中碧(デュッセルドルフ)
- 室屋成(ハノーファー96)
- アペルカンプ真大(デュッセルドルフ)
となっており、たくさんの選手が活躍しています。
ドイツ、ブンデスリーガの放送は、
- 独占配信→「スカパー」(全試合配信)
になっています。
スカパーは、2018-19シーズン以降、
2025年夏までのシーズン、「独占放送権・配信権」を取得しています。
ブンデスリーガのスカパーの放送は、
- 1部→全306試合「9試合×34節」を放送
- 2部→日本人所属クラブを中心に放送
となっています。
逆に、以前まで放送されていた、
DAZNでの放送は競争相手ということもあり、
DAZNのブンデスリーガ放送はありません。
ブンデスリーガの視聴は、「全試合独占放送」の、
「スカパー」という選択肢になります。
プレミアリーグの放送
イングランド・プレミアリーグの日本人所属チームは、
- 南野拓実(リヴァプール)
- 板倉滉(マンチェスターC)
です。
イングランド、プレミアリーグの放送は、
- 独占配信→「DAZN」(全試合)
となっています。
プレミアリーグの視聴は、「全試合独占配信」の、
「DAZN」という選択肢になります。
ラ・リーガの放送
スペイン・ラ・リーガの日本人所属チームは、1部が、
- 久保建英(マヨルカ)
- 原大智(アラベス)
続いて、2部所属が、
- 柴崎岳(レガネス)
です。
スペイン、ラ・リーガの放送は、
- 独占配信→DAZN(全試合生放送)
- サブ→WOWOW(毎節最大5試合)
となっています。
ラ・リーガの放送を見るのであれば、
WOWOW「毎節最大5試合」と比べ、
DAZNは「全試合生放送」ですし、
- 久保建英(マヨルカ)
- 原大智(アラベス)
も視聴でき、
他のリーグもある、「DAZN」がおすすめです。
セリエAの放送
イタリア、セリエAの日本人所属チームは、
- 吉田麻也(サンプドリア)
- 冨安健洋(ボローニャ)
です。
イタリア、セリエAの放送は、
- 放映権あり→「DAZN」
となっています。
セリエAの放映権を取得したのは、
現在、DAZNだけで「全10試合生中継」となっています。
今後、シーズン途中で、
他で放映権を取得する可能性もありますが、
現在は、DAZNだけで視聴できます。
リーグアンの放送
フランス・リーグアンの日本人所属チームは、
- 川島永嗣(ストラスブール)
です。
フランス・リーグアンの放送は、
- 放映権保有→TV5MONDE(毎節1試合程度をライブ配信)
となっています。
メッシのPSG加入で注目が集まる、
フランス・リーグアンですが、
現時点では、「TV5MONDE」で毎節1試合程度しか視聴できません。
TV5MONDEは、HuluやJCOMなどで契約可能です。
チャンピオンズリーグの放送
チャンピオンズリーグの放送は、
- 独占配信→WOWOW(独占放映権)
となっています。
世界最高峰の、
チャンピオンズリーグを視聴するのであれば、
「WOWOW」でしか視聴できず、WOWOWがおすすめです。
ヨーロッパリーグの放送
ヨーロッパリーグの放送は、
- 独占配信→WOWOW(独占放映権)
となっています。
ヨーロッパリーグを視聴するのであれば、
「WOWOW」でしか視聴できず、WOWOWがおすすめです。
各国カップ戦の放送
各国にはリーグ戦以外に、カップ戦もあり、放送は、
- ドイツ「DFBポカール」→「DAZN」
- イングランド「FAカップ」→」「DAZN」
- スペイン「コパ・デル・レイ」→「DAZN」
- イタリア「コッパイタリア」→「DAZN」
- フランス「クープ・ドゥ・フランス」→「現在のところ不明」
- トルコカップ→「DAZN」
となっています。
各国のカップ戦も、DAZNで放送されます。
イングランド「FAカップ」は日本でも視聴できますが、
カラバオカップは日本での視聴はできません。
カラバオカップの放送が、
もし可能性があるなら、DAZNになると思いますが、
現時点で、日本でのカラバオカップの放送はありません。
ですが、サッカー視聴においてDAZNは、
様々なリーグやカップ戦も配信しているので、
やはり、外せません!
Jリーグの放送
Jリーグの放送は、
- 独占放送→DAZN
となっています。
Jリーグを観たいのであれば、
- J1
- J2
- J3
を放送するDAZNしか選択肢はありません。
オランダ・エールディヴィジの放送
オランダ・エールディヴィジの日本人所属チームは、
- 堂安律(PSV)
- 中山雄太(ズヴォレ)
- ファン・ウェルメスケルケン・際(ズヴォレ)
- 菅原由勢(AZ)
です。
オランダ・エールディヴィジの放送は、
- 独占配信→Hulu
となっています。
ベルギーリーグの放送
ベルギーリーグの日本人所属チームは、
- 伊東純也(ヘンク)
- 伊藤達哉(シントトロイデン)
- シュミット・ダニエル(シントトロイデン)
- 鈴木武蔵(ベールスホット)
- 鈴木優磨(シントトロイデン)
- 橋岡大樹(シントトロイデン)
- 松原后(シントトロイデン)
- 三好康児(アントワープ)
- 森岡亮太(シャルルロワ)
- 林大地(シントトロイデン)
です。
ベルギーリーグの放送は、
- 独占配信→「DAZN」
となっています。
これから、日本代表で活躍するであろう選手が、
数多く在籍している、ベルギーリーグ。
日本人注目選手も、ベルギーリーグに集まっています。
ベルギーリーグは、DAZNの独占放送です。
スカパーなど、DAZN以外では視聴することができません。
サッカーテレビ放送のまとめ
2021-22シーズンの、
サッカーのテレビ放送を、
まとめると、以下の図のようになります。
おすすめの契約先を「黄色線でマーク」してあります。
サッカーのテレビ放送をまとめた上で、
2021-22シーズン、僕のおすすめの契約先は…、
「DAZN+(必要であれば、スカパーかWOWOW。もしくは両方)」です。
この契約であれば、
欧州主要リーグが視聴できますし、
各国カップ戦も視聴できます。
さらには、日本人選手が多い、
ドイツブンデスリーガを、
「スカパー」で視聴ができます。
でも、チャンピオンズリーグを見るために、
WOWOWも必要ですね!
結局は、自分の見たいものを優先するといいと思います。
DAZNやスカパー、WOWOWの契約先は以下になります。
DAZNを契約する場合
DAZNでは
- Jリーグ(J1・J2・J3)
- プレミアリーグ(イングランド)
- ラ・リーガ(スペイン)
- セリエA(イタリア)
- ベルギープロリーグ
- 各国カップ戦
が視聴できます。
DAZNは、初回、「1ヶ月間完全無料」で使えるので、
もし嫌なら辞めれば、一切のお金がかからないので(完全無料!)、
ノーリスクでお試しができます。
以下の、DAZN公式サイトからの申込みで、
初回、「1ヶ月間無料」になります!
ただし、この「1ヶ月間無料」は、「2022年2月21日(月)23時59分まで」です。
「2022年2月22日(火)00時00分から」は、
「1ヶ月間無料」の適用がありませんので、お早めに!
【期間限定2022年2月21日まで!】【初回1ヶ月無料】(公式)DAZNの詳細はこちら
スカパーと契約する場合
スカパーと契約する場合は、こちらが公式サイトです。
スカパーサッカーセットでは
- ブンデスリーガ(ドイツ)
- ルヴァンカップ
- 天皇杯
が視聴できます。
DAZNでは視聴できない、
「日本人所属チームが多い」、
ブンデスリーガを視聴できるのが特徴です。
- ブンデスリーガ
- ルヴァンカップ
- 天皇杯
などの視聴をするなら、
「スカパーサッカーセット」がおすすめです。
画像つきで、スカパーサッカーセットの、
申し込み方法が知りたい場合は、
過去記事で詳しく解説しています。
初心者でも分かりやすいように、
画像入りで解説しているので、参考にしてみてください。
Huluを契約する場合
オランダ・エールディヴィジの視聴ができる、
Huluを契約する場合は、こちらが公式サイトです。
WOWOWを契約する場合
WOWOWと契約する場合は、こちらが公式サイトです。
WOWOWでは、
スペインサッカーやCL・ELが視聴できます。
CL・ELはWOWOW独占なので契約は必須だと思います。
画像つきで、WOWOWの、
申し込み方法が知りたい場合は、
過去記事で詳しく解説しています。
新しく始まった、2021-22シーズン、
自分のスタイルや観たい番組を把握して、
サッカーのテレビ放送を楽しみましょう。